日 時 : 2018年6月24日(日)14:00〜16:00 (受付開始13:30)
会 場 : 香林坊アトリオ4階アトリオサロン
議事に入る前に講話
講 師 / 森 一敏 理事 (金沢市議会議員)
演 題 / 「世界と金沢〜姉妹都市訪問をふまえて〜」
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講話の要旨
私は昨夏、議会公式訪問団の一人として、姉妹都市提携50周年のブラジルポルトアレグレ市、55周年のバッファロー市を訪れた。ポルトアレグレ市には、原寸大のことじ灯籠を寄贈し、日本まつりで温かい歓迎を受けた。また、経済の苦境にあるブラジルのポルトアレグレ市では、「貧者のサミット」開催地らしく住民参加型予算制度を通じ、市民から年間300から400件もの提案書が寄せられていた。
バッファロー市にもワシントンDCにも、米大統領選を後悔し、彼の排除の言動にノンの声を上げる老若男女がいた。
隣国韓国では、一昨年来のキャンドル革命と呼ばれる市民民主主義が大きく前進し、私も訪問中の4月27日には、南北首脳会談が開かれ、韓半島の平和への国民的な意思を目の当たりにした。ここ金沢でも昨年12月に、アジアの歴史認識と世界平和運動を論じる画期的な日韓共同学術会議を成功させたところだ。世界の人々は、強者による無慈悲な対立・分断政治に抗して、黙さず声を上げている。それに連なっていくのが世界連邦運動の道ではないかと思う昨今である。
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