フォトアルバム20190124―金沢犀川ワイズメンズクラブ― |
1月 24 日(木)、ホテル金沢で開催された 1 月第一例会は、ゲスト卓話者として末松智氏(歴史考証復元画 家)を招き、「復元画でたどる利家公と金沢城」と題し
てお話しいただいた。ゲスト参加者には、参加経験の ある森一敏氏、大深伸尚氏、片岡衡氏のほか、石川 国際交流サロンで開催中の版画個展を機に初参加の
積山ミサ氏がおられ、多彩な顔ぶれとなった。 末松氏は金沢美術工芸大学卒業後、公立中学校 教員を経て 1985 年渡欧、ウイーン国立美術大学絵画 科で学び、同大学院修士課程を修了後も同大学古 典考古学科にて古代ギリシャ・ローマ遺跡の復元画制作 に打ち込み、帰国後は、金沢城などの復元画の制作 に力を注ぎ、最近は藩祖利家公の肖像画にも挑戦。 遺跡への関心を持つ切っ掛けになったウイーン留学 時代のエピソードから利家公の肖像画までの経緯、展 覧会で見られな い復元画の制作 手法など、パワー ポイントによる素 晴らしいスライドを 駆使しての卓話 に、すっかり魅 せられてしまっ た。上掲写真は金沢城公園・玉泉院丸庭園の色紙 短冊石垣前にて撮影(末松智氏提供)。 今回の卓話が実現したのは、北会長が末松氏の 講演を聴いた際にお願いしたことによる。ご承諾を得 たあと、広報担当の平口が末松氏にEメールで連絡を とったところ、お電話があり、話し合っているうちに、 私が専門とする考古学関係以外にも、互いに、いろ いろご縁があることが分かった。 現在、末松氏は金沢学院大学・同大学院、金沢医 科大学、金沢美大大学院、放送大学で非常勤講師 を勤めておられる。私もこれらの大学で常勤・非常勤 の授業を担当した経験があり、初期の金沢医大英語 講師で、のちに金沢美大に転任の横川善正氏から 非常勤講師(文化人類学担当)の依頼があり、2000 年度から6年間、金沢美大で授業をした。横川氏は、 当クラブ第一例会で卓話をしたこともあり、末松氏の恩 師だということも、ご縁のうちの一例である。 (平口哲夫 ブリテン2019年2月号) |
卓話の冒頭で挨拶する末松氏 |
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卓話中の末松氏と聴き入る参加者たち |
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卓話中の末松氏と聴き入る参加者たち |
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閉会点鐘で挨拶する北肇夫会長(左) |
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例会終了後に記念撮影 |