無煙酒房の過去ログ1210

期間2000年10月1日〜10月31日

金沢ひまわり平和研究室 無煙喫茶室 無煙酒房   無煙世界 セト研掲示版  無煙喫茶

目次


【名  前】ソフィー
【タイトル】 災害   2000/10/10 11:18
【メッセージ】
三宅島の噴火、名古屋の洪水、鳥取県西部の地震と大きな天災(自然災害)が相次いでいます。私の母方の実家は昭和20年(1945)の敦賀空襲で焼失、父方の実家は昭和23年(1948)の福井地震で倒壊しました。人災の最たるものが戦争、天災の最たるものが地震ではないかと思います。父母の実家は、人災と天災の違いはありますが、それぞれ最たる災害によって壊滅的打撃をうけたわけです。考古学を学び始めた頃はあまり意識しませんでしたが、災害研究にも考古学がおおいに貢献できることを実感する昨今です。

(ソフィー) 敦賀空襲をご参照ください。 2000/10/12 12:52:23
(ソフィー) 戦争遺跡・戦跡考古学の定義について、南河内考古学研究所の喫茶室で提言しておきました。 2000/10/12 12:58:57
(ソフィー) 私用で広島に行ってきました。29日午前中、所用の合間に護国神社近辺を散策、境内に旧中国軍管区司令部の通信施設の一部が保存されており、慰霊碑が建てられていました。動員された女生徒たちが被爆状況の第一報を発信した記念すべき場所だそうです。復元された広島城や被爆エノキも見ました。結婚式に先立ち少年飛行兵の慰霊祭が行われていたのですが、待機している白無垢の花嫁姿とのコントラストが印象的でした。 2000/10/30 12:30:04
(ソフィー) 10月25日、親子で訪ねる横浜大空襲のウエッブマスターから、当方のページを見たというメールをいただきました。 2000/11/02 21:45:01
(ソフィー) 10月14日、旧陸軍神野弾薬庫等の戦争遺跡保存会のウエッブマスターから、戦争遺跡の定義については今後の投書を通じて答が得られることを期待している旨のメールをいただきました。 2000/11/02 22:04:24
(ソフィー) 戦争遺跡見聞録の掲示板で、「隊長」さんから、戦争遺跡の定義については特に深くは考えていないというご返事をいただきました。 2000/11/02 22:21:06

【名  前】ソフィー
【タイトル】 ハマグリ?   2000/10/23 12:55
【メッセージ】
先日、羽咋の千里浜に大量発生した「ハマグリ」を、訪れた人たちが手捕りで採っていくのはいいが、小さな貝まで持っていってしまったり、道具を用いて大量に捕獲するのは困る、との漁民の話が地元の新聞に紹介されていました。この大量発生した貝は、たぶんハマグリではなくコタマガイだと思います。北陸の海の浅瀬にハマグリは生息していません。北陸の貝塚から出土する貝にもハマグリは含まれていません。この辺の浜茶屋で売られている焼き貝もコタマガイが主流です。コタマガイの殻は厚みがありますが、ふくらみの弱い点がハマグリと違っています。また、殻高に対する殻長の長さの率がハマグリの場合よりも大きいという違いもあります。ですから、ハマグリというだけあって、ハマグリのほうが栗に似てごろっとした感じなのです。以前にも、真脇遺跡のボーリング調査でハマグリが出土したという報道があったので、そんなことはあるまいと思って現地で実物を見たら、やはりコタマガイでした。

(ソフィー) 宇ノ気町上山田貝塚の報告書(1979)で、種名表にハマグリと書いてあるのは、たぶんコタマガイの破片を見誤ったのでしょう。 2000/10/24 15:57:20

【名  前】ソフィー
【タイトル】 置き土産   2000/10/21 22:02
【メッセージ】
「喫煙について」という随筆で触れた遺跡調査の後日談を一つ。8月の猛暑の中で汗だくになって発掘調査したわけですから、はきつづけた作業ズボンも最後には塩をふいて異臭を放つようになりました。特にYE氏のズボンは、別の調査で使用したものを洗濯せずにそのまま再使用したので、その臭いときたら強烈。帰りの列車から下りたとき、それを入れたポリ袋を持っていないので、どうしたのかと聞いたら、網棚に"忘れてきた"とのこと。本人も持って帰るのが途中で嫌になったんでしょうね。あれは忘れ物として保管されたのかなー。

【名  前】ソフィー
【タイトル】 五右衛門風呂   2000/10/17 18:46
【メッセージ】
学生時代に宮城県白石市のある農家に泊まって遺跡調査をしたときの話です。

冬でしたが、囲炉裏のそばで食事をしてから寝室に行ったところ、暖房はぜんぜんなく、外とは障子1枚で隔てられているだけです。寒いので風呂に入って暖まってから寝ようと、まず試しに私から入ることになりました。風呂場は母屋と離れたところにあり、行ってみると小さな五右衛門風呂が一つ。狭い脱衣場が洗い場を兼ねていて、薄暗い裸電球のなか、モソモソと衣服を脱ぎ、浮かんでいる底板を踏みつけながらおそるおそる身を沈めました。

すると湯がなんだか変。おもゆのようにどろっとしています。これは湯を替えないで何度も使っているなと思い、早々に出ることにしました。ところが掛け湯というのがない。あるのは水道管の蛇口から出る水だけ。結局、冷水をあびて寝室に帰る羽目となりました。

(ソフィー) 何年か後に同遺跡の再調査があり、同じ農家が宿になりました。米国からの留学生PB氏が五右衛門風呂に入っていると、耳の遠い主人がニコニコしながら湯加減を聞き、薪をくべます。「モウイイデス」と言っても、またくべます。どんどん熱くなって我慢できなくなったPB氏、大声で「モー、イイデース」と叫んで湯船から飛び出しました。全身真っ赤になったとか。 2000/10/18 12:16:45

【名  前】岡安
【タイトル】 酒の肴   2000/10/17 20:29
【メッセージ】
先日、丹後に行ってまいりました。かの赤坂今井墳丘墓の現説です。ついでに、丹後の遺跡を回ってきたのですが、少しばかり食べ物を仕入れて来ました。伊根漁協のへしこ鯖(糠に漬けた塩鯖)。薄くスライスしてそのまま生で食べましたが、我が家の子供達は、塩っぱいけれど御飯が進むと喜んでました。私は、火入いれしていない完全に生の日本酒を三合余り。翌朝、私は先日北條さんにいただいたスダチエキスを薄切りにたらして、御飯、さらにお茶漬け。極めて生臭く、嫌いな人も多いかなと思いつつ、美味しくいただきました。へしこはともかく、美味しかったのが焼き海老。原料を見ると塩とエビ。530円。子供たちも犬も、大喜びで食べました。白ワインによく合いました。

(岡安) というわけで、ますます腹が出てしまいました。 2000/10/17 20:33:47
(ソフィー) 丹後には行ってみたいと思いつつ、まだ一度も。通り過ぎたことはありますけど。 2000/10/17 20:43:21

【名  前】ソフィー
【タイトル】 笑い話−脱皮−   2000/10/16 19:17
【メッセージ】
娘が幼稚園児だったときの話。ザリガニが脱皮を終えたのを見て、娘いわく、「おかあさん、このぬけがら捨てちゃだめ。また着るんだから」。

【名  前】ソフィー
【タイトル】 笑い話−長寿社会−   2000/10/14 11:30
【メッセージ】
笑うことは健康にいいそうです。そこで、無煙酒房でも笑い話をおおいに歓迎いたします。

孫(20歳):おばあちゃん、そんなに貯金してどうすんの?
祖母(85歳):老後に備えてよ(^^

(ソフィー) 同種のジョークは、きんさん・ぎんさんも言ってました。新聞の投書にもありました。つい最近、ラジオ放送でも聞きました。 2000/10/16 12:18:31

【名  前】ソフィー
【タイトル】 生きるものすべては同等?   2000/10/05 19:40
【メッセージ】
無煙喫茶室の過去ログに「神の国」、「神々の国」という二つのメッセージを載せておいたのですが、これを読んだある若者から、<ある意味では「日本は神々の国である」と思っています>とはどういう意味なのかという問い合わせがありました。朝日新聞8月22日朝刊に掲載された「神の国 人の国 @」で梅原猛先生が「『日本は神の国』ということ自体は、ある意味で正しい」と述べておられますが、その「神の国」の部分を「神々の国」に言い換えて、私は提示したわけです。梅原先生のお考えに共鳴する部分もありますが、「一神論は、神とともに他の動物にはない理性をもつ人間を絶対化する」や「生けるものすべて神になり得て、すべて同等の価値がある」には問題を感じています。

(ソフィー) たとえば、人間と同等に他の動物の権利を尊重しましょうということになると、人間が生きるために他の動物を犠牲にするのと同等に人間も他の動物のために犠牲になることを厭わないということになります。そこで犠牲の程度が問題になるわけですが、同等という以上、他の動物のために人間のほうが殺されることも是とされてしまうかもしれません。いわゆる「動物権(アニマルライト)」の主張にもおのずと限界があると思います。 2000/10/07 22:02:21

【名  前】ソフィー
【タイトル】 SophieとSophy   2000/10/03 18:41
【メッセージ】
私のハンドル名はソフィーですが、「似合わない」という人や「姪のソフィーを思い出す」という人もいます。実は、本名の一部「哲」からの連想で、philosophyの接尾語sophyを使うことにしたわけです。女子名に使われるソフィーはSophieでしょう。ちなみにSophyは、ワードのスペルチェックに引っかかり、SophiaとSoppyが候補として示されます。辞書でSophyを引くと、「ペルシアのサファピー朝(Safavid)の支配者の称号」という思いがけないことが書いてありました。

(ソフィー) ノルウェーのゴルデル氏が書いたソフィーの世界の主人公を意識して、わざわざソフィーとしたことも事実ですが。(^^ 2000/10/03 19:06:18
(マキ) すっごーい。ソフィーさんがたくさんだ! L(・o・)」 2000/10/03 20:02:57

【名  前】ソフィー
【タイトル】 河北潟   2000/10/02 10:10
【メッセージ】
9月30日、内灘祭のフリーマーケットをうろついていましたら、NPO法人・河北潟湖沼研究所のコーナーがありました。カンパの箱に寸志を投じたところ、ドライフラワーをくださいましたが、その袋にホームページのアドレスが記載されていたので、訪ねてみました。

(ソフィー) そのホームページに過去の河北潟について紹介されていましたが、私のサイトにも河北潟に関連したページがあります。 2000/10/02 10:15:32
(ソフィー) 半世紀前の河北潟・内灘砂丘の様子を幼き日に見たことのある者としては、いまの景観は別世界のようです。 2000/10/02 19:34:38

【名  前】サンショウウオ
【タイトル】 re:(1)河北潟   2000/10/02 18:41
【メッセージ】
河北潟湖沼研究所のHPについてご紹介いただきありがとうございます。私は研究所で自然環境と野生生物の調査・研究をしております。これからもどうぞよろしく。

(ソフィー) 金沢医科大学・金沢医科大学病院からは日本海・内灘砂丘・河北潟干拓地を遠望できます。私の研究室は、平面ロ字形の建物の2階にあり、窓が中庭に面していますので、せっかくのいい景色を眺めることはできませんが。 2000/10/02 19:21:24