掲示版「無煙喫茶」過去ログNo.210-227

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[210]憲法記念日 ソフィー 2006/05/06 10:15
5月3日(水)の憲法記念日、私は自宅でNHKテレビの憲法記念日特集「小泉外交と“世界の中の日本”を問う」を見たあと、憲法関係のネットサーフィンをいたしましたが、けっこう多くの情報が掲載されていますので、連休過ぎた今もまだ乗り切れていません。

[211]2004年の9・11ピース・キャンドル ソフィー 2006/05/10 02:56
金沢市中央公園時計台近くで開催された「9・11ピース・キャンドル」の写真です。「石川WFM情報」の編集記で紹介してあったものですが、このたびのホームページ新設・移転に伴い、編集記を削除しましたので、代わりにBBSに転載することにいたしました。

集会を呼びかけた小原さんの話によれば、通りがかりのアメリカ人の若者4人が加わってくれたとのこと。そのうちのひとりは、ニューヨークに住んでいて、WTCに飛行機が突っ込む15分前にその前を通ったのだそうです。その若者たちが名残惜しげに小原さんたちと別れの挨拶を交わす光景をながめながら、感動の一部をわけてもらった思いがしました。
[212]Re:2004年の9・11ピース・キャンドル ソフィー 2006/05/10 03:00
写真の追加です。


[213]2004年8月8日の中東和平推進WFM岡山大会 ソフィー 2006/05/10 13:59
8月8日、中東和平推進世界連邦岡山大会に参加したことについては、過去ログのNo.158に記しておきましたが、大会で撮影した写真を1枚、掲載しておきます。イスラエルとパレスチナから招いた高校生たちの写真です。

[214]2005年2月12日のネルソンさん講演会 ソフィー 2006/05/12 00:19
石川県文教会館で開催されたアレン・ネルソンさん講演会&ピースコンサート~ベトナム帰還兵が語る『本当の戦争』~については、過去ログのNo.182とNo.183で紹介しておきましたが、そのとき撮った写真を添付しておきます。ネルソンさんの話は、私の担当する授業「戦争と平和」でも取り上げています。

[215]第25回世界連邦日本大会 ソフィー 2006/05/14 02:38
クリックで拡大2005年10月1日、広島市のアステールプラザ中ホールで開催された第25回世界連邦日本大会『世界連邦へのロードマップ―被爆60年広島からのアピール―』に出席。

その際、広島原爆記念館などを見学しました。資料館の見学は、高校2年生のときの修学旅行、大学3年生のときの研修旅行についで3回目になります。実に38年ぶりのことでした。
[216]Re:第25回世界連邦日本大会 ソフィー 2006/05/20 01:51
泊まったホテルが原爆記念公園の近くだったので、大会翌日、時間をかけてあちこち見学しました。原爆ドームの周りをめぐりながら写真を撮ったり、様々なモニュメントを見たり、遊覧船に乗ったり・・・。

修学旅行で記念館を見学したときは、背筋の凍る思いがして、気分が悪くなりました。今回は、涙で目が曇ってしまい、父親を亡くした姉妹の話―外で足音がすると、「あっ、お父さんだ」と言って飛び出してはすごすごと帰ってくる姉のことを記した妹の手記―を読んで、思わずほろり。

[217]自衛隊の名称 ソフィー 2006/05/21 02:58
自衛隊(Japan Self-Defense Force)の名称を自衛軍に変えるという改憲案があります。自衛隊が軍事力であることは紛れもない事実ですが、これまで軍という呼称を避けてきたのは憲法九条による制約があったからでしょう。

警察予備隊、保安隊、自衛隊という順に名称も実態も変えてきた再軍備の歴史の完結として自衛軍とするよりも、むしろ逆にたどって、国際的な治安・保安を目的とした警察力を表す名称にすればよいのではないでしょうか。たとえば、戦争予防・平和維持を目的とした防衛隊(安全保障隊)。

警察が丸腰では犯罪を取り締まることができないように、防衛隊も武器なしにというわけにはいきません。しかしながら、警察も防衛隊も、手段を選ばず武力行使する軍隊とは違う性格を持っています。
[218]集団的自衛権と集団安全保障 ソフィー 2006/05/23 15:14
自国の安全は自国だけでは保障できませんが、集団的自衛権によって軍事同盟を結ぶという方法は、自国が攻撃されなくても同盟国が攻撃されれば参戦するということになりかねませんから、戦争を防止するどころか、戦争に巻きこまれ、戦争拡大につながる惧れがあります。したがって、従来、日本政府が「集団的自衛権の行使は違憲」としてきたのは当然のことだと言えましょう。

戦争という手段で国際紛争を解決するようなことはしないと憲法九条で宣言した日本は、特定の国と軍事同盟を結んで集団的自衛権を行使するのではなく、国連による集団安全保障体制の確立をめざすべきです。集団安全保障が機能するためには、違反国に対して制裁措置がとられる必要がありますが、国連の中心国である米国が単独行動主義に走って国連を軽視しているようでは、集団安全保障はおぼつきません。米国が国連の枠組みの中で「世界の警察」として貢献するのならばともかく、単独行動でまたは特定の国とのみ共同して他国を武力攻撃するのはリンチ(私的制裁)に等しい行為であり、集団安全保障に反します。

[219]「君が代」問題 ソフィー 2006/06/21 00:12
地元の新聞が、今春の入学式・卒業式における国旗掲揚・国家斉唱の有無についてアンケート調査をし、これを踏まえて「入学・卒業式での定着が自然」という社説を掲げた(北國新聞、2006年6月15日朝刊)。石川県内の公立小中高校すべてで両方とも実施されているが、一部の私立高や大学・短大では国家斉唱が行われていないという。

私立の小中校各1校と高校3校では、式場内における国旗掲揚も国家斉唱もなされていない。これは宗教上の理由によるのであるが、この事実にたいして社説は、「学習指導要領が公立、私立高を問わず等しく児童生徒の学校教育に適用されるのは、例えば特定の宗教の信者である前に、まず国民であり、地域社会の一員であるという自覚を深め、心身ともに健康な国民に育ってほしいという意味である。そのことを忘れないでほしい。」と批判している。

このような批判はきわめて国家主義的であり、日本国憲法に謳われた思想・信仰の自由を侵しかねない。国民である前にまず人間であり、また、民(people)があって国があるという自覚を深めることこそ、健全な国民育成に必要なことではないだろうか。

なお、以前、「君が代」については「きまぐれ日記」
http://www.whocares.jp/rdr.jsp?u=http%3A%2F%2Fwww.kanazawa-med.ac.jp%2F%7Ehum-sci%2Fkimagure-1.htm%23SEC3
に私の考えを書いておいた。私は、出身中学校の卒業式に招かれたときに大きな声で「君が代」を歌うが、上記社説に示されたような考えによるのではない。上記社説は、見出しでは「定着が自然」と表現しているものの、本文では「国旗を掲げ、国家を歌う行為が自然な形で定着するよう」と述べている。「定着が自然」とお仕着せがましく要求するのではなく、自然に定着するのを待つほうがよいと思う。
[220]「国」と「民」 ソフィー 2006/06/22 12:42
日本国憲法は、第二次世界大戦後の連合国占領下において、連合国最高司令官総司令部(GHQ)の作成した英文草案に幣原内閣が手を加え、政府案として帝国議会に提出され、審議・決定後、昭和21年(1946)11月3日に交付、翌年5月3日から施行されたものです。もともと英語で書かれたものを日本語に訳して作成された日本国憲法は、日本語として意を尽くした表現にはなっていない点もあります。

『中央公論』2001年12月号には、3人の知識人が英文の日本国憲法をそれぞれ自由に新訳・試訳した例が紹介されています。そのうちの一人、池澤夏樹氏による訳が下記ページに掲載されています。

「新世紀へようこそ050」
http://www.whocares.jp/rdr.jsp?u=http%3A%2F%2Fwww.impala.jp%2Fcentury%2Fcolumn%2Fclm_050.html

池澤氏は、Japanese pepoleを「日本国民」ではなく「日本人」と訳しています。これは、国があって民があるというのではなく、民があって国があるという発想によるものです。

[221]北朝鮮による侵略に備えましょう。 防犯・防諜普及会 2006/07/24 21:00
防犯・防諜普及会

北朝鮮による侵略に備えましょう。

日本政府の動議により、北朝鮮非難の安保理決議1695号が可決しました。これに対し北朝鮮は強く受け入れを拒否しています。国際社会から孤立した北朝鮮にとって今後の進展は厳しいものとなり、局面の打開を目指して一気に軍事的行動に出てくる可能性が高くなります。国民の皆さんは、進んで国防に協力しましょう。特に開戦に備えてスパイ活動やテロ活動を強化しますので、周囲に工作員や、北朝鮮に協力しそうな人物がいないか気をつけましょう。また反政府的な言動をするグループなどが防衛行動を妨害するかもしれませんので積極的に情報を政府機関に通報しましょう。
(以下、あて先明記のこと。)
内閣情報調査室
http://www.whocares.jp/rdr.jsp?u=http%3A%2F%2Fwww.iijnet.or.jp%2Fcao%2Fcas%2Fjp%2Fgoiken.html 
公安調査庁
psia@moj.go.jp
自衛隊情報本部
kouhou1@joint.info-jda.go.jp
自衛隊中央情報保全隊
gsopao@jgsdf.info-jda.go.jp  
警察庁警備部公安課
http://www.whocares.jp/rdr.jsp?u=http%3A%2F%2Fwww.npa.go.jp%2Fgoiken%2Findex.htm 
入国管理局
http://www.whocares.jp/rdr.jsp?u=http%3A%2F%2Fwww.immi-moj.go.jp%2Fcgi-bin%2Fdatainput.cgi
政府機関への総合窓口
http://www.whocares.jp/rdr.jsp?u=http%3A%2F%2Fwww.e-gov.go.jp%2Fpolicy%2Fservlet%2FPropose


[222]Re:北朝鮮による侵略に備えましょう。 ソフィー 2006/07/25 00:57
あちこちの掲示板に同名で同様な投稿がなされています。不法行為をする北朝鮮に警戒心をもつのは当然ですが、言論の自由を萎縮させるような行為も自らの首を絞めるようなものですから注意しましょう。
[223]呼び掛けるなら防諜よりも防犯 ソフィー 2006/07/25 12:59
諜報活動はどこの国でも行なっており、北朝鮮よりもアメリカなどの先進国のほうが高度の先端技術を駆使して実践しています。また、インターネットの発達した現在、諜報活動はやりやすくなったといえましょう。昔とちがって、一般の人たちが諜報活動を摘発するのは難しいと思います。むしろ、コンピューターがウイルスに感染して秘密情報が流出してしまうような失態を政府機関がしでかさないように細心の注意をはらうことのほうが重要です。

オーム真理教によるサリン事件や9・11テロなどを想起してみれば分かりますように、ミサイル防衛では対応できないような脅威が潜在的にあります。このような犯罪を防ぐためには一般人の協力や心がけが必要ですが、防犯は、怪しい人がいるということを知らせるだけでなく、犯罪の温床となっている社会的問題を解決することも含めて考えなければいけません。息苦しい監視・密告社会にならないようにいたしましょう。
[224]狂気の沙汰に走らないように ソフィー 2006/07/25 19:07
北朝鮮が「局面の打開を目指して一気に軍事的行動に出てくる」などというのは正気の沙汰ではありません。北朝鮮の指導者が狂気の沙汰に走らないように万全を期するべきであって、日米が先制攻撃などと物騒なことをいえば破滅主義者の跋扈を誘引するのがおちです。

第二次世界大戦末期、日本ではご婦人方を集めて竹やり訓練が行なわれました。また、米ソ冷戦の時代には、アメリカの学校では核戦争に備えて机の下にもぐるという訓練が行なわれました。どちらもまったく無駄な訓練です。そのような事態にならないようにすることを最優先課題とするべきです。

[225]兵器の包括的禁止条約を! ソフィー 2006/08/07 19:21
劣化ウラン弾の禁止運動が盛り上がっています。そもそも生物化学兵器の禁止条約が成立しているのにこのような兵器が野放しになっているのは本来許されることではありません。もちろん、原水爆のような核兵器についても同じことが言えます。もっと包括的な禁止条約を成立させるように運動を展開していく必要を痛感します。
[226]Re:兵器の包括的禁止条約を! ソフィー 2006/08/08 23:58
核保有国は、他国に核開発をするなと迫るのならば、その条件として自らの核兵器を縮小し、究極的には核兵器廃絶することを約束するべきです。自分は持っていて、他国に持つなというのでは説得力に欠けます。


[227]BBS無煙喫茶の閉店   ソフィー 2006/08/21 02:37
管理者以外からの投稿がめったにないので、このBBSは閉店することにし、代わりにWeb日記“無煙喫茶”を設けることにしました。お立ち寄りいただければ幸いです。

http://khp-home.web.infoseek.co.jp/BBS/webdiary-muenkissa.h
tml