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ソフィー [石川] [12/11/06(月)-17:17] |
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「6月〜10月のサケの遡上シーズンに特定の海域に来ることがよく観察されているシャチがレジデントと分類」されているとなると、鳥の場合の定義とだいぶ違いますね。英和辞典では、residentの意味の一つに留鳥(季節によって移動しない鳥、つまり渡り鳥でない鳥)があげられています。人間の場合、季節的定住という言い方をする場合がありますが、これは季節的移動と表裏の関係にあります。天草の五和町通詞島には年間を通して定住しているミナミハンドウイルカの群れがいますから、レジデントまたは定住という言葉の使い方は、誤解を生じないように再検討する必要があると思います。
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*0001-01 シャチ子 [東京] [12/11/08(水)-00:01] |
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シャチの名称の再検討は、シャチの研究者に任せたいと思います。
この調査では、新しいことが観察・発見される度にそれまでの事が再検討され、再構築されていきます。
幸い、観察者はたくさんいるので、協力しあえば沢山の事例が集まって、研究も進むと思います。
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*0001-02 シャチ子 [東京] [12/11/08(水)-00:07] |
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今年6月、新しいシャチの個体識別本が出版されました。
私が発表で使いました行動範囲地図は記載されていません。文章での説明だけです。
レジデント(定住性)2グループの境界線は変わりませんが、定住性シャチの行動範囲(まさに定住範囲=移動範囲)については「いつもは○○の辺りにいる」という簡単な表現で終わっています。地図に表せないのは、沢山の観察によって再検討を要しているからだと思います。
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*0001-03 Kai [関東] [12/11/09(木)-18:55] |
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よく話題になるのが定住と言う場合にどのくらいの期間、どのくらいの海域を範囲とするのかというかが問題になります。
またいつもその海域にクジラが見られるがはたして同じか違うのか?
入江に棲み着いたクジラやイルカは定住かも知れませんが、夏場に見かけるのはどうやら定住とは言いがたいでしょう。ソフィー先生に同感です。
紛らわしくない表現が大切ですね。
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